🇮🇹イタリア料理について② イタリア料理のコース構成


イタリア料理は一般的に第1番目の皿(プリモピアット)、第二番目の皿(セコンドピアット)、デザートの3点で構成され、このメニューの前に出される料理をアンティパスト(前菜)と呼んでいます。リストランテではその前にストゥッツィキーノと呼ばれる「お通し」のようなものが出ることもあります。

①アンティパスト(前菜) antipasti

「食事の準備ができるまでの間につまむもの」が本来の意味。その場の雰囲気を良くし、食欲を増進させるもので、後の料理に触らないような量です。冷製と温製があり、肉や魚、野菜を使ったものなど、種類は豊富。イタリアにはハムやソーセージなどの肉加工品も豊富なので、それを盛り合わせたものが出されることもよくあります。

②プリモピアット(第1番目の皿) primi piatti

プリモピアットには、スープ類、リゾット、パスタ料理などがあります。ソースで和えたパスタ、米を使った料理は何種類もあり、ボリュームもあります。他の国では添え物的なことが多いのですが、イタリア料理では独立した皿で、これがイタリア料理の特徴でもあり魅力になっています。

③セコンドピアット(第2番目の皿) secondi piatti

お肉、魚などの料理でメインディッシュに当たります。料理自体はシンプルなものが多く、地方によりいろいろな調理法があります。イタリア料理と言うと魚介と言うイメージがありますが、それはナポリなど海沿いの観光地の料理で、イタリア全土ではありません。海沿いでは魚料理、内陸では肉料理など、その土地でとれる食材を使った料理が発展しました。

④ドルチェ(デザート) dolci

イタリアのデザートは焼き菓子の様に日持ちするものがたくさんあります。豊富な果実や蜂蜜など上質な材料が手に入るので、素朴で慈しみ深い味わいが魅力です。南部の揚げ菓子はアラブの影響、北部のアップルパイのようなストゥルーデルはオーストリアの影響など、郷土菓子から歴史をお伺いすることもできます。他には、ティラミス、パンナコッタ、パネトーネなどが知られ、ジェラート(アイスクリーム)も変わらぬ人気があります。

◉参考文献  成美堂出版「一番優しいイタリア料理」

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トラットリア バール ジョルノ【イタリア食堂 ジョルノ~Trattoria Bar Giorno~Dal 2010.】
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TEL 06-6532-1117
住  所:〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-16-17 アメニティ北堀江1F

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◉参考文献  成美堂出版「一番優しいイタリア料理」